食香バラの育て方

秋から冬に向かってのお手入れ

今年は秋の季候が安定せず東京近郊でもこの時期にしては記録的な寒さだとか。秋バラの季節ですがここの処の雨もあり、既に下葉が黄色く枯れ始めています。

でも、すべての葉の光合成が終わるまでは剪定は待ちましょう。肥料は葉が落ちてから与えることにより、光合成をしている今、与えるようにしましょう。

休眠期はバラがお休みですが寝る前にご飯を食べさせる事によって休眠期をよりよく過ごせ、発育を促せます。

 

 

夏、秋の育て方

お盆が過ぎ日一日と日が短くなってきました。過ごしやすい秋の季節までもう少しの辛抱です。水やりをきちんと行い、時折、葉に水をかけてあげると葉ダニなどの防徐に役立ちます。涼しくなるまで肥料をあげません。暑い時期は、蕾がついた場合樹勢を消耗するので蕾を取って咲かせないほうが良いでしょう。

涼しくなったお彼岸過ぎに肥料を与えます。

選定は、伸びすぎた枝を整理するくらいで良いです。強い選定は、冬に葉を落としてから行います。

千葉大学三位研究室窓下にて

 

夏までの育て方

新苗の入手から手入れ4寸鉢

つぼみが、ついている新苗は、一度花を見ましょう。 咲き始めはとても良い香りがします。たくさん咲いたら 花びらを摘み利用できます。花が咲いたら下から7節でピンチしましょう。
夏前に根鉢を崩さないように鉢なら7~8寸に植え替えます。地植えは、日当たり良く排水の良い場所に植えます。土を極度に乾かさなければ旺盛な生育をします。
つぼみのつかなかった株は、来年開花します。 7節でピンチし夏前に同様に植え替えです。

肥料は、油粕、骨粉など有機肥料を一株あたり30g程与えます。

うどん粉病など病気に強いバラです。殺菌剤は必要ありません。 虫がついたら澱粉剤などで防除します。